読書嫌いだった自分でも本を読むようになった理由
本を読むくらいならマンガの方がいいというタイプだったが、どこか本を読んでいる人に憧れや尊敬があった。
学校の先生がよく本を読め読め言っていたからだろうか。
今でもマンガが好きだが、本もよく読むようになった。
読書は趣味としてコスパがよく、数百円の本1冊で数時間を潰すことが出来る。
長距離移動の際にマンガで数時間潰すとなれば何冊も持って行く必要があるし、電子書籍といってもスマホの電池やギガ数を気にしなければならない。
更には本を読むことは非常にストレス解消の効果が高いとあっちゃんがYouTube大学で話していた。
確かに本を読み終わったあとのいい作品読んだな〜感はなんとも言えない高揚感がある。
小説を楽しく読めるようになった方法を紹介していく。
1 面白くない所は読み飛ばす
これもYouTube大学の受けおりだが、マンガを読むことを考えた時、1コマ1コマ全てを集中して読んでいないと思う。
だが小説を読む時、なぜか1文字1文字丁寧に読もうとしてしまう。
当然疲れるし面白くない。
簡単な速読法の1つに漢字だけを読んでいくという方法がある。
やってみれば分かるが、意外に内容は理解出来る。
それと同じでもっとテキトーに流して読む。気になるとこがあれば丁寧に読む。
ずっとテキトーに読んでしまう本ならそれでいい。
その本は売って次の本を探そう。
2 好きな小説家を見つける
読書好きな人があの人の作品が好き等という会話をしているのを聞いて、文章読んで特徴なんかあるのかと思っていた。
あった。
物語の構成や言い回しによって作家ごとの特徴というのが確かにあった。
初心者のもさとんでも分かりやすく、どハマりしている作家が「湊かなえ」だ。
最近「母性」が映画化されているが、迷わず小説を買った。
この人が書く作品の中でも特徴的なジャンルに「イヤミス」というものがある。
読んでて嫌な気持ちになるミステリーだ。
まず登場人物が狂っている。その人達の言動に嫌な気持ちになるが、どこか、自分も極端な考え方をすればそうなるのかもという共感を覚え、読み終えた後になんとも言えない感情が残る。
あとは物語の構成にも特徴的で、それぞれの登場人物の主観で物語が描かれる。
例えば同じシーンでも、母親の主観、娘の主観で描かれ、母親と娘の思いのすれ違いを見事に描いているのだ。
それぞれ好みはあるだろうが、本を読む楽しさを教えてくれた作家なのでぜひ手に取ってみてはどうだろうか。
ちなみに私は「贖罪」という作品を初めて読んでどハマりした。
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【中古】【古本】贖罪 文庫 双葉社 湊かなえ【文庫 日本文学 双葉文庫】 価格:149円 |
3 場面によって使い分ける
読み始めて分かったのは、本を読んでると偉いとか思っていたが、全然そんなことない。
面白いから読んでいるだけで、他にしたいことがあればそれをすればいい。
趣味の1つとして考えて、自分の楽しい時間の過ごし方が増えると思えばいいのではないだろうか。
情報過多の時代で文章を読む機会が多いので、小説も手に取ってみはどうだろうか。